2015年8月24日月曜日

レバレッジ、利益をうみだす打ち出の小槌。使い方によっては悲劇も。

レバレッジ、利益をうみだす打ち出の小槌。使い方によっては悲劇も。

いつも利用している便利な道具たち。ただし、適切な使い方をしなければケガをすることも。

FXの場合は、大事な投資資金が失われるという経済的な大出血に。

それでも、この便利な仕組みである「レバレッジ」を使う道しか残されていません。特に、少ない資金でFXの大海原へ出港したワンパー船長のようなトレーダーには。

使い方を誤らなければ、大きな利益をもたらしてくれるレバレッジの使用方法を、とことん理解したうえで、有効利用するしかないということです。

レバレッジの採用による、FXトレーダーの増加
一例として、ワンパー船長がFXトレードに挑戦している「AUDJPY(豪ドル/日本円のペア)」で計算してみます。

1豪ドルを、90.790円(2015年8月20日0:40頃のレート)で買うとすれば、現在利用している海外FXのFxProでは、最低の取引単位が1000通貨ですから

 90.790円 × 1000通貨 = 90790円(手数料除く)

レバレッジという仕組みがなければ、最低の取引単位であっても約10万円を用意する必要があるということです。しかも、1000通貨ではどれほど相場が変動しても運が良くて数百円、通常は数十円の利益を得るくらいが限度でしょう。

では、ワンパーの利用しているFXProでは、どの程度のレバレッジが適用できるのかというと、最大で「500倍」となっています(国内のFXブローカーでは、最大で25倍という規制があります。)。

例にあげた豪ドル1000通貨では、約180円前後しか資金がいりません。もしも、10万円用意すれば、500倍で5000万円分の外貨を取引できるということでもあります。

 レバレッジを有効利用するには、バランス感覚が必要?
 いきなり5000万円といわれても、ピンとこないのはワンパー船長だけではないでしょう。なぜ、そんなことが許されるのかという疑問もわくと思います。

 これは、実際には外貨も現金も用意する必要がなく、単に決済した時点で発生した価格差のみを投資資金で清算するというFXの仕組みによって可能となる取引(=差金決済)だからです。

 決して、巧妙に仕組まれた詐欺の手法ではありません。FXの登場前から、世界中で行われていた取引方法です。

 問題は、このレバレッジによって途方もない金額に変身した資金を、どうやって有効利用するかという点です。大きな取引をすれば、利益だけではなく損失も多くなるのは当然です。

 最悪のパターンでは、入金した資金が一瞬で消えることもあるFXの世界(それ以上の損害が発生しないところが、主な海外FXブローカーの特徴でもあります。)。

 それをなんども経験したワンパーには、最近やっとのことでバランス感覚が身についたようです。

ただし、資金運用のバランス感覚以外にも注意点がいくつもあるため、これで全てがうまくいくとは限りません(最も重要な感覚であることは確かです。)。

 まずは、用心深くレバレッジを利用
 例えレバレッジを効かせた状態であっても、まずは最低単位(例えば1000通貨)からはじめましょう。

また、実際の利益よりも、どの程度の差(何Pips差をつけたのか)をつけて決済できたのかという点だけを気にしましょう。

 慣れるに従って投入する資金を増やせば、同じ差(Pips)をつけた決済でも、10倍、100倍、それ以上の利益を得ることが可能です。

 実際に手にする利益の金額のみに執着すると、思わぬ大失敗をすることもあるFX取引。

まずは、買いと売り、そして資金に対する取引通貨の単位という3つの要素をバランス良く考慮した自分独自の運用ルールを、いかに早くみつけるのかという点が重要です。

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