それでも、昔からの習慣に従って一般的な金融機関にあずけている人が大多数でしょう。長年の習慣には、低金利政策も歯がたたないようです。
そこで登場するのがFX取引を利用して、高金利を受け取ることができる方法。
これはサービスを提供しているFXブローカーが、特に自腹を切って支払うわけではありません。
外貨を発行している国ごとに異なる金利事情。それを上手く利用したスワップ金利に、要注目です。
スワップ金利がなぜつくのか?答えは簡単
スワップポイントとも呼ばれているこのFX取引の特典。要は、金利の異なる国の通貨を保有することによって、その金利差を受け取ることができるサービスです。
特に日本円を売って、高金利の国の通貨を買った場合に、その恩恵が大きくなります。
ワンパー船長お気に入りの「AUDJPY(豪ドル/日本円)」も、買いポジションを持つだけで、年約2パーセントのスワップ金利を得ることができる人気通貨。
例えば、最低取引単位の1000豪ドルあたり、一日約5円程度となります。
ただし、あくまで「買いポジション」を保有する場合に、スワップ金利を受け取ることができる点に要注意です。
「売りポジション」では、同じ通貨数の買いよりも多くのスワップ金利を払う必要があります(→両方のポジションを同じ通貨数持つと、マイナスになります。)。
実際のスワップ金利は、その国の金利政策によって変更されます。豪ドルが、これからも常に高い金利収入を約束されているわけではありません。
状況によっては、ワンパー船長も他の外貨を取引の対象とする時期が来るかも知れません。
それでも魅力的なスワップ金利
銀行などの金融機関では、一度預けておけば基本的に手間をかける必要がありません。まさに、安全にお金を保管できる場所として、利用しているにすぎません。
そんな銀行でも、外貨預金というサービスを提供しているようです。ところが、FXの比べると手数料が割高なようです。もちろん、FXのように相場の変動を確認する手間はかからないでしょう。
操作を失敗して、大事な資金を失う可能性も銀行などの機関ではあり得ません。それでも、苦労にみあった結果(利益)を獲得できるFXが、ワンパー船長はお気に入りです。
スワップ金利を狙ったFXは有効?
日本国内で個人投資家向けにFXサービスが開始された頃、豪ドル相場の状況は現在とは異なっていたようです(ワンパー船長の知らない時代)。
特に2001年から2008年にかけては、基本的に緩やかな上昇傾向が継続していました。
そのため、買いポジションのみを持っているだけで、現在よりも高利率のスワップ金利を獲得できたそうです。
このような理想的な環境は、悪名高いリーマンショックで幻となったことはご存知の方が多いでしょう。
ところが、現在の豪ドルは一筋縄ではいきません。よほど相場が下げたときに買った豪ドルでもなければ、一晩で何が起こるか?
24時間相場が変動しているFXにおいては、自分で相場を見ることが出来ない時間帯の変動が最も怖いことです。
過去の最安値まで下落してもロスカットされない程度の資金を取引口座へ入れておくか、それとも相場下落によって売りポジションを成立させる指値注文を複数設定しておくという方法も。
スワップ金利用に取引口座をひとつ用意する方が間違いないでしょう(他の取引口座と共倒れになることだけは防げます。)。
他の取引によって、証拠金維持率が低下したタイミングで豪ドルが下落したら、かなり悲惨な状況となるからです。
いくつのポイントを押さえる必要があるかも知れません。それでも日本国内の金融機関の数十倍の利息が期待できるスワップ金利はどうですか?
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